北日本の大雪
2008年 12月 28日
いつもは自宅近くから高速バスを利用するのですが、高速道路の通行止め、渋滞が予想されるのでJRを利用することにし、JR苫小牧駅までタクシーを呼びましたが、この日は何時に迎えに行かれるかは分からないとの返事でした。
その時点で既に積雪量は20cm超、まだまだ止みそうにもありません。車も、まず車体と駐車場に積もった雪を掻き、フロントガラスに張り付いた氷を融かさなければ動くこともできません。
仕方なく駅までの1.3km弱を歩く事にしたのですが、除雪されていない歩道はまるで、ラッセルしながらの「行軍」のようでした。
列車のダイヤは既に大幅に乱れており、ともかく停車中の電車に乗りましたが千歳、札幌と内陸に近づくにつれ遅れは増すばかりで、結局札幌駅に到着した時には平常の2倍以上の時間がかかっていました。
無事に用を済ませ、吹雪はどうやら治まったものの、どうせダイヤは乱れているだろうからと、大通り公園で開催中の「ホワイト・イルミネーション」会場へ行ってみましたが、勿論人影はまばらです。
このイルミネーションの電力はソーラーパネルと風力発電に依って供給されているそうで、イベント管理の方が、全面を雪に覆われたソーラーパネルの角の雪を払って見せてくれました。その日はパネルは役立たなくても、脇に設置されているプロペラの風力で、イルミネーションは綺麗に輝いていました。
スズランとムスカリは北海道を代表する花です。