ニセコへ
2009年 06月 01日
千歳、苫小牧方面からニセコへの途中、尻別国道(国道276号線)、喜茂別町からは、よく似た形の尻別山(左、1,107m)と羊蹄山(右、1、898m)が並んで見えます。
この二つの山の姿が見えるこのあたりまで来るといつも、「もうすぐニセコだなぁ・・・。」と思います。
30年以上を暮らした東京の、我が家の近所をテレビや写真でみかけると懐かしい思いになりますが、2年しか暮らしていないニセコも、やはり、近くまで来ると心がはやります。
この日は、喜茂別町を抜け、京極町に入るまでずっと、丸太運搬トラックの後を走っていました。
この丸太運搬トラックは苫小牧市内や国道36号線でもよく見かけるのですが、未だに丸太の用途が判りません。
どれも樹皮はきれいに剥いであるのですが、柱などの建材用には短すぎるような気がしますし、紙の原料のチップ用としては、まっすぐで美しい木ばかりですし、薪にするには勿体ないような立派さです。
このトラックは、この標識の「小樽・倶知安」方面へと曲がりました。ニセコへは「豊浦・真狩」方面です。
この季節には道路の脇に、山菜取りに山に入っているらしい人の車が何台も停まっているのを見かけます。
春一番に取れるのは、行者ニンニク、タラの芽、山ウドなどで、天ぷらにすると最高です。
そしてこれからは、このあたりでは「タケノコ」と呼ぶネマガリタケ(チシマザサ)のシーズンですが、これは取れ立てを皮のついたまま焼いて、お醤油で食べるのがお勧めです。
黄色い可憐な花をつけているのは、谷地(湿地帯、低地)に自生するヤチブキ。葉は柔らかく、癖がないので、おひたしや、油炒めにします。
コゴミは茹でてもゴワゴワした口当たりで、余り好きではありませんが、それは、我が家に生えるのコゴミが巨大すぎるせいかも知れません。