北海道大学苫小牧研究林
2009年 10月 26日
と言うわけで、思いつく限りの場所へ毎日のようにでかけ、短い北海道の秋を堪能しています。
自宅から車で15分程の所にある広大な『北海道大学苫小牧研究林』は、北海道自然100選にも選ばれた市民の憩いの場所の一つです。
10日ほど前に、来道予定の友人一家に、北海道の秋を案内したいと思い、ここへ下見に出かけました。
研究林の中を流れる幌内川はどこまでも透き通り、この川を遡上してきたサケ達は、気のせいか、遡上途中で捕獲される運命にある錦多川のサケ達とは違い、その動きがよりシャープに感じられます。
湧水の作る池も、飛来した鴨の水かきがはっきり見えるほど澄み切っています。
今春、20キロ以上も続く360度新緑の林道で、エゾ鹿の親子が突然車の数メートル先を横切り、びっくりしました。
その辺りでは、カーナビに道路の表示はなくなり、真っ白の画面の中を自分の車の位置を示す赤い点だけが続いていました。
深い森に囲まれたダートな林道は、日暮れ近かったこともあり、不安に駆られて途中で引き返しました。
今年も、支笏湖方面へ向かう国道276号線の、市街地から3、4キロの地点では数回のクマの目撃情報がありましたし、国道36号線から新千歳空港へ向かう道道沿いのコンビニエンスストアから300メートルの地点では、走っている車とクマとが衝突したと、新聞で読みました。
もっともっと、秋を楽しもうと思いますが、一人歩きは不安なので、支笏湖ビジターセンターで開催されている『自然ふれあい行事』に参加の申し込みをしました。