10時間
2012年 01月 14日
いつもは国道230号線を通り、羊蹄山の全景を眺められる中山峠を越えて車で約2時間、とても快適な
ドライブなのですが、冬道の峠越えには自信がありませんので今回はJR利用です。
午前7時半頃、倶知安駅前の駐車スペースに車を停め、駅へ。
ホームは除雪されているものの、線路は見えません。
途中は勿論、見渡す限りの白一色で、沿線の果物の町、仁木のサクランボの木もすっかり雪にうずもれています。
小樽駅では、何年も前からの念願であったことを物語る北海道新幹線の広告(?)がすっかり古びて
しまっていますが2035年(!)の開業を目標に、ついに計画が動き出しました。
時速360キロ走行の試算で札幌~東京間は4時間、倶知安にも駅ができる予定なので、現在約2時間掛かっている倶知安~札幌間は15分となるそうですが、2035年・・・・、個人的には果たして利用の機会はあるかどうか・・・・・。
そんなことを思いながら着いた札幌はチラホラ雪が舞うものの、晴れ。
久しぶりに地下鉄に乗り、ビルの間を歩き、コーヒースタンドで街行く人々をのんびり眺めていると、気持ちがウキウキして来て、都会の生活も楽しいものだと懐かしいのですが、やはり往復4時間の移動時間を考えると、なかなか気楽には札幌へは出かけられないのです。
さて、用事を終え倶知安駅に着いたのは午後6時、辺りは既に真っ暗で、駐車していた10時間の間にも
倶知安では雪が降り続いていたらしく、車には10cm以上の雪が積もっています。
足首の上まで雪に埋もれながら車の雪を払い、走り出せるまでに15分も掛ってしまったのです。