エキノコックス
2013年 06月 01日
主にキツネと野ネズミに寄生し、エキノコックスの卵に汚染された沢水などを直接口にしたり、卵が付着した手指を介して人にも感染することがある恐ろしい病気で、感染後、数年から10数年の潜伏期後、肝機能障害や黄疸等の症状が現れ、やがて肺や脳に転移したり、命にかかわることもあるそうです。
ニセコ町ではエキノコックス駆除を目的に、ベイトと言う虫下しを散布し、キツネに食べさせる試みを行って、今年で5年目になりますが、今年初めて、この散布ボランティアに応募しました。
ベイトは、「虫下し」を魚のすり身に混ぜたもので消しゴム大の大きさです。
過去にキツネの糞が発見されている場所、といってもほぼ町内全域ですが、それを3区域に分け、二人一組で、車をゆっくり走らせながら約100m間隔で散布しました。
今年は、5月から11月まで、月に1度、1回に約1400個を散布の予定です。
ニセコ町に住んで7年になりますが、全く通ったことのない町道などを覚えるいい機会にもなりそうです。