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『のんびりと田舎暮らしも12年目』

「くろふね」

 1993年に放送されたNHKドラマの『エトロフ遥かなり』を途中から見たのがきっかけで、原作の『エトロフ発緊急電』を読んだのが、作家の佐々木譲氏を知ったきっかけです。


 その『エトロフ・・・・』は佐々木譲氏の第二次世界大戦三部作の2番目にあたるもので、その後、時代順にいうと最初の『ベルリン飛行指令』、3番目となる『ストックホルムの密使』も読みました。


 佐々木氏は北海道警察を舞台にした「道警シリーズ」が有名ですが、幕末の浦賀に来航した黒船に乗り込み、ペリーと最初の交渉にあたった与力、「中島三郎助」を主人公にした小説『くろふね』も面白く読みました。


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 中島三郎助は、その後、長崎海軍伝習所の第一期生となり、勝海舟や榎本武揚らとともに、造船学や航海術、砲術を学んだのち、 戊辰戦争では幕臣として息子の恒太郎・英次郎とともに、榎本武揚らに合流、箱館政権では箱館奉行並となり、 最後は五稜郭を守る最終拠点の千代ヶ岡陣屋を守り抜こうと奮戦、二人の息子とともに戦死した実在の人物です。


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 函館には彼を記念した「中島町」があり、当時の千代ヶ岡陣屋跡(現、千代台公園)の近くに碑が建っていますが、その隣に「クロフネツツジ」が植えてあったのは偶然かしら?と思ったことでした。


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 余談ですが、2014年1月に、ニセコ町で佐々木譲氏の講演会がありました。


 本当は外出はしたくないほどの吹雪の夜でしたが講演を聴きに行き、一番気に入っている作品の「くろふね」にサインを戴きました。


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by tsukitom | 2016-04-03 13:03 | 趣味 | Comments(0)