製紙工場
2008年 11月 20日
JR苫小牧駅近くにある工場の巨大な煙突と、絶えず吐き出されている白い煙は町のどこからでも見ることができます。この煙のせいかどうかは判りませんが、夏の間ベランダに出しておいたシクラメンの葉が油性の汚れで真っ黒になってしまいました。
市内にはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、北米、南米などの各国から輸入された、紙の原料である木材チップのヤードが何箇所もあります。
コンピュータのおかげでペーパーレスの時代といわれますが、私の実感としては、オフィス等で使用する紙に関しては、以前よりも寧ろ消費量は増加したのではないかと思います。
オーストラリアではチップを積み出す日本の船舶に対してグリーンピースの抗議行動が活発です。ずいぶん前になりますが船の前部のバルバスバウと言う、満船の場合は通常は海面下に沈んでいる部分にグリーンピースの活動家が乗っている写真を見たことがあります。
チップを輸入する企業も植林等の対策を講じていますが、個人レベルでも紙の無駄を無くす、リサイクルするなどの努力をしたいと思います。
苫小牧市の東部工業地帯には日本製紙の工場もあります。