上湧別 チーリップ
2009年 06月 11日
チューリップ公園にも足を伸ばしました。
苫小牧を午前7時に出発、国道234号線を北上、岩見沢から道央自動車道に乗り、比布(ひっぷ)JCTからは旭川紋別自動車道を経て国道273号線経由、滝上町へ。
滝上町からは、国道238号線で一旦オホーツク海沿いの紋別町経由、上湧別町に至りました。
昭和30年代から輸出用チューリップの球根栽培が盛んだった上湧別町は、昭和40年代、オランダの球根が世界市場で値下げされた影響を受け、輸出ができなくなり、衰退していったのだそうです。
しかし、町民のチューリップに対する愛着は深く、お年寄りたちが町内の農園に植えたのをきっかけに徐々にチューリップ畑が広がり、国道を通過する人たちの注目を集めるようになり、町も本腰を入れて「チューリップの町」としての町おこしを始めた結果、現在では7ヘクタールの花畑に120種、120万本もの色とりどりのチューリップの咲く公園となったのだそうです。
中には、昔、夢中で読んだアレクサンドル デュマの小説の題名の通りの「黒いチューリップ」、フリル状、絞りの入ったものなど珍しいものもありました。
毎年5月1日から6月上旬までチューリップフェアが開催されているそうですが、今年は開花が早く、広い園内には既に、来年の球根を育てるための花の刈り取り作業が始まっていました。
希望者には1本100円程度で、今咲いている好きな花を球根付きで持ち帰ることもできるそうです。