オホーツク海の流氷
2010年 02月 22日
が、折角北海道に住んでいるこのチャンスに、是非行くべきではないか!!と、意を決して行ってきました。
決心した理由はもう一つあります。
それは、毎日熱心に見ている北海道の詳細な天気予報。
ふと気付いてみれば、オホーツク海沿岸の紋別、網走の気温と、ニセコ、倶知安の気温にはそれほど差がなく、今年40数年ぶりにマイナス38度を記録したのは寧ろ、内陸部です。
なんだ!、ニセコと同じ程度の寒さなんだ!と思うと俄然勇気(?)が湧いてきたのです。
苫小牧を午後10時発の夜行バスに乗車、途中何回かの休憩を取りながら、紋別港には午前5時に着きました。
午前6時に紋別港を出港する砕氷船「ガリンコ号2」での日の出クルーズに備えて、ダウンジャケットの下に厚手のセーターをもう一枚、下半身はタイツ、Gパンの上からは中綿の入ったオーバーズボンを重ね、靴下も2枚、靴用カイロも。
勿論、帽子は目深に被り、2枚重ねの手袋、目の下までネックウォーマーを引き上げて、準備万端整えました。
風向き等に依っては流氷が沖へ出てしまって、見ることが出来ないこともあるとのことでしたが、当日は運よく、「この冬最高の流氷」(船内放送)を見ることが出来ました。
船長の御厚意でブリッジにも入れて戴いたのですが、寒い場所から温かい場所に入ったために、カメラのレンズもメガネも曇ってしまいました。
あいにくの曇り空でしかも、風速計が勢いよく回る強風の中のクルーズでしたが、あっと言う間にも感じられた1時間でした。
☟ この尖って見えるのが、
目にもとまらぬ速さで回っている風速計
下船後、紋別市内のホテルで朝食を摂り、途中の層雲峡温泉で温泉で温まり、帰苫は午後7時。
1時間の流氷観光の為に往復20時間を掛けましたが、十分に満足の旅でした。
港への帰路は、行きに割った氷の帯を進んで行きました。