「やまべ」
2010年 06月 10日
少々長くなりますが、お店の紹介に依ると、
『「やまべ」と言うのは、サケ科サケ亜種サケ科に分類され、サクラマスとともに北太平洋のアジア側のみに住んでいる魚です。
サクラマスは川の上流で産卵し、親はそこで一生を終えますが、孵化した稚魚は1年間の淡水生活をし、海に降り、2年間の海中生活の後、産卵のため自分の生まれた川に戻ってきます。
ところが、このサクラマスの中にも環境や成長過程に依って、海に降らず川で一生を過ごすものもいて、このサクラマスをやまべと呼んでいます。』
とありました。
このお店では「にせうコース」と呼ばれている「やまべづくし」のコースを戴きました。因みに、「にせう」と言うのは沙流川の支流だそうです。
最初に出された「唐揚げ」がとても美味しくて、頭も骨も尾も、全部食べてしまいました。
まだピクピク動いている「活き造り」には、申し訳なさから、爪楊枝で(多分)延髄の部分にトドメを刺してから戴きました。(汗)
続いて、「塩降り焼き」
「てんぷら」
「あんかけ」
「にぎり」
「あら汁」
1匹づつは15cm程の小型の魚ですが、さすがに途中の「てんぷら」辺りからは満腹になり、「にぎり」はやっとの思いで半分だけ戴きました。
どれも美味しく戴きましたが、特に「唐揚げ」は絶品で、次回は単品で何点かを戴きたいと思います。
それにしても、帰りに見ると、生簀の中の「やまべ」が随分少なくなってしまっていて、「ごめんなさい。 だけどとても美味しく戴きましたよ。」と心の中で謝りました。