ヤチブキとミズバショウ
2013年 05月 25日
ヤチブキのヤチは谷地のことで、北海道方言辞書というサイトに、
『やち△【野地・谷地】〔アイヌ語由来?〕[名] 1. 湿地。 2. 泥炭地。 3. 未舗装・未整地の土地。 』
とある通り、清流に沿った湿地などでよく見かけます。
ヤチブキ特有の味と言うのは特になく、我が家ではサッと茹でて葉は酢味噌和え、茎はごま油で炒めて甘辛く味付けして戴きます。
花は観賞用に。
ヤチブキが清流を好むのに対し、ミズバショウは、耕作放棄された田んぼや、少し泥っぽい水路のような場所でも見ることができます。
そして、有名な『夏の思い出』の歌詞からも可憐なイメージが浮かびますが、北海道のものは巨大で、最初に見た時には驚きました。
コーラの缶の大きさと比べてみてください。