『にょろにょろ』
2007年 03月 24日
正式名称は『百畳敷洞窟』と言い、長流川(おさるがわ)支流の徳舜瞥川(とくしゅんべつがわ)中流にある奥行き15メートル程の洞窟です。昼間の気温が上がってくるこの時期だけ、まるで鍾乳洞のように石筍や石柱ならぬ「氷筍」や「氷柱」を見ることができます。雪解け水が洞窟の天井から雫になって落ち、それが凍ってできると言う、全く鍾乳洞と同じ原理のようです。
農道に車を停めてからは農家の脇、野原(今は雪原)を抜けて川沿いの林の中を30~40分歩きます。
この2~3日は好天気が続いた上に、前日は祭日で多くの人が訪れたらしく洞窟までの道は軽く踏み固められていて、用意していったスノーシューは不要でした。
洞窟内はなんとも不思議な光景で、通称『にょろにょろ』とは言い得て妙です。
その後、10キロほど先の蟠渓温泉まで足を伸ばし、長流川(おさるがわ)の川原にある「露天風呂」で、足だけ浸けてみましたが、底から湧き出してくる湯の温度は相当高く、川の水を引き込んでなければ熱くて浸かることはできません。
全く、本当の意味での露天風呂です。崖の陰になっているので国道を通行中の車からは見えませんが、着替える場所も何も無いこんなところで温泉に浸かる人は多分居ません・・・・よね?