オコタンペ湖
2007年 04月 10日
雪遊びもそろそろ最終章。これでこの冬の遊び収めと、支笏湖をほぼ1/4週し、恵庭岳の西に位置するオコタンペ湖へ行ってきました。
湖までは、冬季通行止めの道道78号線を、苦手なクロス・カントリー・スキーを履いて2Km程歩きます。道路標識も背丈の高さ、ガードレールは雪に埋まっています。
湖面に張った氷の上を歩くことも出来るのですが、既に4月ですから安全のため氷に乗るのは止めました。雪が無ければ多分目線よりも上に位置すると思われる、太い丸太組みの名板の上に腰掛けて昼食。
行き(登り)は約60分、帰り(下り)は何度も転倒しながら約35分の道のりでした。
帰路には、ほぼ定番となっている温泉へ。今回はオコタンペ湖とは、恵庭岳を挟んで反対側、支笏湖沿いの丸駒温泉。ホテルの本館から続く、昔の田舎の小学校にあったような渡り廊下を30m程下ったところにある露天風呂。岩を隔てた向こう側は支笏湖の湖面で、お湯の水位は湖水の水位に伴って上下するそうです。
支笏湖畔では鹿の親子連れに遭遇。車道から手が届きそうな場所に立っていました。
思わず車を停めて写真を撮る私たちを警戒しつつ、親子連れは山の中腹まで避難。暖冬だったこの冬は、彼らにとっても過ごしやすかったのだと思います。しかし、数が増え過ぎるとそれは又、林業・農業への被害の増加へと繋がって、駆除と言うようなことになるのかと気になります。親子の、そして他の多くの動物が人間との共存の可能な世界であることを願っています。