「鰊御殿」
2007年 06月 08日
現在は、人通りは勿論、車も疎らなこの町を通りかかったときに、「鰊御殿」と書かれた大きな額の掛かった建物を見つけました。人の住んでいる気配がするので思い切ってお願いして、内部を見せて戴きました。
「鰊御殿」と言うのは、今は旅館となっているこの家の屋号。予約のお客のあるときだけ営業をしているのだそうです。この家で生まれ育ったという、84歳にはとても見えない上品な女将さんに一家の歴史、建築当時の話をたっぷりと聞かせて戴きました。
この建物の歴史や詳細については「後志広域観光戦略検討部会」発行の「BYWAY 後志」に詳しいのですが、私は偶然数日前にこの雑誌を購入して(未読でしたが)いたのです。
帰宅してから早速一読したのは言うまでもありません。「寿都に来たら寄りなさいね。」と言ってくれた女将さんの言葉に甘えて、次はもっとジックリと見せて戴こうと思っています。
「鰊御殿」の少し先にある有形文化財、「漁場建築 佐藤家」ですが、こちらも是非是非見学したい建物です。
入り口を入っていく中学生は佐藤家の跡継ぎでしょうか?