函館 「野外劇」
2008年 08月 31日
北海道に住み始めた一昨年、この野外劇の事をテレビのニュースで知り、是非行きたいと思っていましたので、昨年はチケット売り出しが始まって直ぐにインターネットで予約をしたのですが、当日は生憎の台風でキャンセルとなりました。
今年は、幸い好天に恵まれ、楽しい時間を過ごすことができました。この野外劇は、「函館市民ボランティア延べ1万人の参加によって演じられる函館歴史大スペクタル」の謳い文句の通り、期待以上の楽しさでした。
五稜郭の「5つの星」の一つと、堀を舞台にした光のショーで、テーマは函館の歴史。神話の時代、アイヌと和人との交差した時代、やがて髙田屋嘉兵衛の時代には千石船を模したボートが実際に堀を行き、函館戦争のシーンでは頭に赤、白の「しゃぐま」を被った官軍の兵が本物の白馬にまたがって疾走したりするスケールの大きなものでした。
ハイライトとも言える、土方歳三戦死のシーン(演出は、言い伝えられている情況とは少々違いましたが)では、観客の若い女性から悲鳴が挙がったり・・・・。
丁度この日は開演に先立って、軍服とヒゲを付けて榎本武揚に扮した北海道知事の高橋はるみ氏の挨拶もありました。