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アッケシソウ

 9月から10月にかけてが見ごろの能取湖のアッケシソウを見るために、クルージングで網走を訪れてから一週間後、再び網走に行きました。

 汽水湖周辺の湿地帯に群生する、草丈20cm程の一年草で、茎と花の形、色がサンゴに似ていることからサンゴソウとも呼ばれています。

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 以前は宮城県、愛媛県および香川県の塩田跡地でも生育が確認されているそうですが、現在ではその数が減り、網走周辺のサロマ湖能取湖が日本最大の自生地となっています。
 
 これは、地元の方の、湿地をトラクターを用いて耕起し、他の塩生植物を抑制させるなどの努力の賜物です。

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 Wikipediaには、『ヨーロッパ、アジア、北アメリカなどの寒帯地域に広範囲に分布する。潮汐の干満に規定される、平均冠水位から満潮水位の間の海に接する陸地や内陸に発達する塩湿地に生育する塩生植物である。

 近い将来に絶滅の危険が高い種(EN)に指定され、さらに近年では地盤沈下や湖岸の侵食により、年々減少しているとの報告がある。最初に自生が確認された厚岸湖では最奥部に僅かに見られるだけになっている。』と記されています。

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 何年も前に、湖面が真っ赤に染まったサロマ湖の写真を見て以来、いつかは見てみたいと思っていたのですが、前日までは最高の秋晴れの日が続いていたのに、当日は朝から雨、サンゴの色も少しくすんで見えたのが残念でした。

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            前日、サロマ湖畔のホテルからの夕焼け
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by tsukitom | 2009-09-29 16:03 | 植物

にっぽん丸の生活

 このクルーズでは、どこの港でも17時から18時頃出港、翌朝10時頃に入港し、日中は下船して観光というスケジュールでした。

 デッキから出港風景を楽しんだ後の17時30分頃からの夕食後は、船内ではいろいろなイベントが組まれていて、同時に進行しているものもあるので、どのイベントに参加するか、悩んでしまいます。

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 今回のクルーズでは、プロ・マジシャン、Shureiさんの、目の前2mでのマジックショー(にも関わらずタネは全く解りませんでした)、アルゼンチン出身のギタリスト、ペルーサ・タクナウ・カルテットや、フォークのコンサートビンゴ・ゲームカジノ・ゲームソシアル・ダンス・タイム、少し気取って船内バーでも楽しめます。

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 その間には大きな窓から水平線を眺めながらの大浴場にも行かなくてはなりませんし、少しだけ夜更かしをしたあとでの夜食も・・・・・。

 船室内ではテレビの衛星放送、DVDも楽しむことができますが、1階のシアターでは映画も上映されていますし、リラクゼーション・サロンネイル・サロンブティック、地元北海道の物産販売コーナー診療所まで完備です。

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 本船がかつて寄港した地から贈られた無数のプレートや、随所にディスプレイされている生花を見て歩いたり、デッキでのモーニング体操、モーニング・ティ、アフタヌーン・ティなど、退屈する暇もない船内生活です。

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 いつか、世界一周クルーズの幸運に恵まれたとしても、きっと退屈することはないと思います。
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by tsukitom | 2009-09-25 10:06 |

礼文島

 クルージング4日目の朝8時、礼文島南部の香深(かふか)港沖錨泊、テンダーボート(通船)と呼ばれる小舟で上陸の予定でしたが、強風のためボートの安全運航を考慮、北部の船泊(ふなどまり)沖へと変更になりました。

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                船泊沖に錨泊中のにっぽん丸


 そのため、香深で待機していたオプショナルツアーの観光バスも船泊へ回送されてきました。

 今回も、路線バスでの島内観光を目論んでいたのですが、船泊からは観光バスの発着がないということで、急遽オプショナルツアーに参加することにしました。

 馬の顔の形をした細長い礼文島の西側は断崖絶壁の為、東側にしかない道路を、澄海(スカイ)岬スコトン岬香深、桃の形の桃岩、猫の形の猫岩など北から南へ、3時間ほど掛けて回りました。

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       悠然と車道を歩いていた
           カモメのヒナ

 上陸予定が遅れたため、当初予定していた香深の町での昼食の時間が取れず、北海道生まれの友人から、「利尻・礼文のウニは最高!」と絶対のお勧めだったウニ丼を食べ損ねたのは残念でした。
 勿論、にっぽん丸では昼食の用意ができていました。

 又、礼文島は、「平地でも約300種類の高山植物がみられる」のですが、その最盛期は6月から8月とのことで、これは来年、もう一度来るしかないと言うことでしょう。

 6月から8月には利尻昆布漁の最盛期でもあり、海岸線に沿って丁寧に敷き詰められた砂利の広場はコンブ干し場なのだそうです。
 そして、その時期には食事付きのアルバイトがあるということですので、高山植物の観賞を兼ねて挑戦してみるのもいいかもしれませんが、相当の体力が必要だそうです。

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                    砂利の昆布干場

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              礼文島から見た利尻富士


 戻ってきた通船を本船に吊り上げ固定する作業が終わり、18時出港、翌朝9時には小樽に入港しました。

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                   4泊5日の航海の軌跡です。
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by tsukitom | 2009-09-18 10:18 |

知床岬

 乗船3日目、本船は4時40分の日の出と同時刻に知床岬沖を通過するとのことで、
4時30分起床。

 セーターの上にパーカーと言う防寒態勢でデッキに出て見ましたが、岬の方向である東の空には雲が掛っていて、残念ながら太陽が水平線から昇ってくる瞬間は見ることができませんでしたが、薄墨色の雲の下側から徐々に茜色に染まってくるのが見られました。

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 早起きした御褒美でしょうか、イルカの群れが本船と並走しながら海面を跳ね、オホーツク海の澄み切った水の中のイルカの白いお腹まではっきりと見ることができました。(が、残念ながら、今回もイルカの写真は撮れませんでした。)

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8時30分、網走港に入港。この日は本船主催の、知床半島をオホーツク海側から見るというオプショナル・ツアー、「ヒグマ探しと滝めぐりクルーズ」に参加しました。

 半島の中央部、羅臼町ウトロまでの75キロはオホーツク海に沿った国道334号線をバスで移動。

 平行するJR釧網線には、大正13年に建てられた日本最古のJR駅や、高倉健さんの「鉄道屋」で使われた駅、最近韓国映画のロケ地になり韓国からの観光客が増えたという、いづれも可愛いらしい木造の小さな駅などを車窓から眺めながら、ここでも海の碧さに感激です。

 ウトロの観光船では今朝、にっぽん丸が通過した更に更に陸地寄りを航行。

途中、熊の親子連れが海岸で餌を探しているのを見かけましたが、黒い小さな「点」が動いているなぁ・・・位にしか解りませんでした。

 それでも4頭の熊を見ることができたのは大層ラッキーなことだったと、後でガイドさんから聞かされました。

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 帰路、遠音別川(おんねべつがわ)の河口では、大量のマスが群れているのが見られました。
 この川の上流にあるサケマス孵化場から4年前に放流されたマスが産卵のために帰ってきているのだそうです。
 川に戻ってきたサケ、マスを許可を得ずに釣ることは密猟になるそうですが、海にいるサケ、マスを釣るのは許されているとかで、海岸線に沿って無数の釣竿が並んでいました。

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 美しい銀色の体のマスは、真水に入ると黒くなってしまうのだそうで、川に作られた魚道への段差を昇るべく順番を待っている(?)マスの黒い背中が無数に見えていました。

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オプショナル・ツアーから戻ってきた私たちが乗船すると間もなく、本船は網走港を出港し、明朝は礼文島へ入港予定です。
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by tsukitom | 2009-09-14 10:44 |

客船 「にっぽん丸」

 吉田拓郎さんの「落葉」にも歌われている「苫小牧発仙台行きフェリー」を利用した船旅の後、久しぶりに客船の旅をしたい気持ちが抑えられなくなり、商船三井客船にっぽん丸での小樽港発着、利尻島、知床半島、網走、利尻島を巡る4泊5日のクルーズに行ってきました。

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          (利尻島沓形港に停泊中の本船、約22,000トン)

         ★・・・☆・・・★・・・☆・・・★・・・☆・・・★・・・☆・・・★

 苫小牧から小樽へは、JR札幌駅で特急列車から快速電車に乗り換えて1時間少々ですが、他の乗船客は京阪神、関東方面から飛行機で北海道までいらした方々が大多数でした。

 夕刻乗船、一旦船室に落ち着いた直後の18時、昔ながらの出港風景、テープを投げての見送りを受けて、秋の夕焼けに染まった小樽港を出港しました。

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 船内では緊急事態に備えての救命用具の装着方法、避難経路・手順、船内施設の紹介などのオリエンテーションの後、楽しみにしていた夕食です。

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 今日から下船まで、毎食、このようなメニューの食事が続きますので、下船時の体重が少々心配ではあります。

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 翌朝8時、利尻島の沓形(くつがた)港に入港、早速上陸したのですが沓形発の島内観光バスに僅かな差で乗り遅れてしまいましたが、それ以降のバスではにっぽん丸への帰船時間に間に合あわず、止む無く島内を一周するという路線バスに乗りました。

 全41停留所を、左手には澄み切った青い海、右手には刻々と形を変える利尻山、通称利尻富士を眺めながら、約1時間40分をかけて一周しました。

 このバスの後続車は約3時間後とあって、途中下車しての観光はできませんでしたが、車窓の風景に連られて、ガラガラの車内を右、左と移動しながら、結構楽しい時間を過ごしました。

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                   (本船上からの利尻富士)

 17時、沓形港出港、明朝の日の出は4時40分、丁度その時刻に知床岬の沖を通過、8時30分、網走港に入港の予定です。 


 
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by tsukitom | 2009-09-10 11:23 |

鵡川町 たんぽぽ公園

 今年の春、鵡川町のたんぽぽ祭に参加した際に、かつては「日本一のタンポポ群生地」を誇った同町のたんぽぽ公園も、相次ぐ水害で当初の10ヘクタールから6ヘクタールにまで減少してしまった為、群生再生を図ってタンポポの種を募集していると聞きました。

 それならば、かつては美しい(?)芝生に覆われていたニセコの我が家()で、今は我が物顔にはびこっているタンポポの種を送ろうと、暇に任せて鵡川町役場まで持参しました。
                      草刈り前     /   草刈り後
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 その際に、お礼と言うことでエコバック、密閉容器、菜箸などを戴いたのですが、最近改めて、地元紙「苫小牧民報」に掲載された記事とともに丁寧な礼状とテレホンカードが送られてきました。

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 携帯電話全盛の今どきテレホンカード?とは思いましたが、2001年の祭りの際に作成されたものでした。
 使用するかどうかはともかく、役場のお心遣いに感謝して、頂戴しました。

 私の持参した種がどのくらいあったのかは量っていませんが、寄せられた種2.2キログラムを手作業で約2000平方メートルに播いた職員の方のご苦労に敬意を表し、来年も「是非、たんぽぽ祭に参加しようと思っています。
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by tsukitom | 2009-09-05 09:49 |

2006年4月、東京から羊蹄山の麓、ニセコ町に引っ越し、の~んびり暮らしていますが、都会も恋しくなってきました。


by tsukitom
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