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機銃掃射を受けたサイロ

 以前からここを通る際にいつも気になっていた、かなり古いサイロのことが解りました。

 先日、苫小牧図書館の「苫小牧にも空襲があった」と題された特設コーナーでこのサイロに関する記事を見つけたのです。

 数年前の北海道新聞の記事の切り抜きなのですが、苫小牧支局に移ってきた記者の方がこのサイロに興味を持ち、いろいろ調べた結果、太平洋戦争末期の昭和20年7月、米戦艦の艦載機に依る機銃掃射を受けたサイロだということが判ったそうです。

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 サイロのある場所は市内錦岡の国道36号線とJR室蘭本線の線路に挟まれた空き地で、当時この場所で乳牛を飼育していた方が建てたものではないか、との事でした。

 現在はある法人の所有になっているそうですが、誰がいつ立てた物なのかははっきりとは判らないのだそうです。

 そうとう老朽化した屋根の鉄板に機銃弾の貫通した穴が見えます。

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 すっかり忘れ去られているこのサイロですが、この銃撃で漁に出ていた漁師の方や兵士ら6名が亡くなったという、苫小牧空襲の記憶なのだそうです。
by tsukitom | 2010-06-26 00:03 |

6月の「四季彩街道」

 やっと春を感じられるようになった6月5日、伊達市大滝町にある三階滝までの往復
140キロメートル程のツーリングにでかけました。

 苫小牧からは左手に太平洋を眺めながら、ほぼ直線の国道36号線を約25キロで白老町に入ります。

 かつてアイヌ部落のあったポロト湖、幕末の仙台藩陣屋敷跡を過ぎ右折、道道86号白老大滝線に入ると、何か所かある白老牛の牧場では入口に口蹄疫対策の石灰が厚く、広く撒いてあります。

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 遠い北海道でも、防疫対策はきちんとなされていますが、一日も早い終息を願うばかりです。


 別名『四季彩街道』といい、新緑の渓谷を流れる白老川を左に見ながらのこの道路は、秋は紅葉の名所、冬季には通行止めになる山間の道路で、途中には何ヵ所かの滝もあります。

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 四季彩街道に入って暫くしたあたりからは濃い霧に覆われ、高度があがるにつれて気温も下がり、途中からは指先の感覚が無くなってきましたし、冬用のジャケットを着込んではいたのですが、体もすっかり冷え切ってしまいました。

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 クラッチやブレーキ操作に支障があるかも・・・・と心配になり始め、「引き返すのも勇気」と、どこかで聞いた言葉が頭をよぎり始め・・・、三階滝まであと14キロ地点のこの白老滝で引き返すことにしましたが、奇しくもここは2年前、よたよた走る私にウィンカーを点滅させて颯爽と走り抜けたライダーと行きあったところです。 

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            滝の途中と、バイクの後ろの白いものは残雪です。

 その後、最初に見つけたレストラン(白老迄戻らなくてはなりませんでした)に飛び込んで熱いコーヒーを飲んだのですが、その店の庭にはヤギの親子やウサギが居て、当初の目的は果たせませんでしたが、体の中も、手足もすっかり暖かくなるまで、のんびりと過ごす事ができました。

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 この仔ヤギは生後1か月ほどとのことで、母ヤギの周りをぴょんぴょんと跳ねまわっていました。

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 その日以降、天気のいい日は用があってツーリングに行くことができず、時間のある時には雨や濃霧の日が続き、未だにリベンジできませんが、気長にチャンスを持っていようと思っています。






 とは言え、北海道の夏は短く、9月に入ったら風を切って走るには寒すぎるのだろうなぁ・・・と空を見上げてはため息をついています。

 

 
by tsukitom | 2010-06-21 18:25 | 自然

卓袱料理

 坂本龍馬ブームで賑わっている長崎を旅しました。

 食べ物の話ばかりで気がひけますが、長崎と言えばカステラ卓袱(しっぽく)料理が頭に浮かびます。

 本場のカステラは勿論ですが、この機会に是非、卓袱を味いたいと、しかも折角ならと思い切って、坂本龍馬を始め海援隊の隊士も通ったと言う長崎丸山の花月で戴くことにしました。

 但し、ランチですが・・・・。

 インターネットで得た知識ですが、「卓袱料理」と言うのは鎖国時代にも唯一交易を許されていた長崎で、オランダやポルトガル、中国の料理を巧みに取り入れ、和風にアレンジした、家庭でのおもてなし料理として定着したもので、朱塗りの円卓を数人で囲み、大皿に盛られたお料理を直箸(じかばし)で取り分けて食べるのだそうです。

 期待を膨らませながら予約の電話をしたところ、希望した土曜日は生憎満席とのことで、翌日の予約になりましたが、当日は土砂降りの雨。

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 車軸も流すほどの豪雨のため、他での時間の潰しようもなく、30分程早めに到着したのですが、快く部屋に通して戴けました。






 お料理が揃うまで、370年近くの歴史ある建物内を案内して戴き、酔った海援隊士が付けたと言われている刀傷のある床柱や、元禄時代に作られたままの面影を残しているという八百坪ものお庭を拝見。

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 卓袱料理の戴き方の作法は、先ず女将さんの「御鰭(おひれ)をどうぞ」の言葉から始るとのことで、鯛の胸鰭が入っ た吸い物から。

 御鰭には「お客様お一人様に対して鯛一尾を使っておもてなしさせていただきます」という意味が込められているそうです。

 その御鰭さえすませれば、食べ方などの決まりはなく、円卓 に並んだ料理を好きなように食べ始めるのだそうです。


 当日の私たちのランチは、

 一、 御鰭…吸物
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 二、 造り…刺身二品
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 三、 湯引き…クジラ肉三品の湯引き
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 四、 三品盛…前菜 四品
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 五、 取肴…前菜
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 六、 満女…紫豆の蜜煮
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 七、 焼物…鰻巻きカステラと子持ちシイタケ
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 八、 中鉢…南京豆腐のあんかけ
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 九、 中鉢…豚の角煮
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 十、 御飯 (中華風スープでお茶漬けに)
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 十一、中華風スープ
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 十二、香の物…漬物
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 十三、水菓子…枇杷ゼリー
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 十四、梅椀…お汁粉
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       (二から九までのお料理は三人分の盛り付けです。)
     

 丸山は江戸の吉原、京都の島原とともに天下の三大遊郭といわれ、幕末から明治時代に長崎を舞台に活躍した国際人の社交場であったそうです。

 当時のモダンスタイルであった「タイル貼りの床に和風の天井、中国様式の窓」という和洋中折衷の「春雨の間」を見学したかったのですが、当日は使用中とのことで、残念ながら見ることはかないませんでした。

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 女三人の私たちにも、お食事の始めと、帰り際の玄関に女将さんが御挨拶に見え、
単純な私たちは嬉しくなりました。

 そして、これだけのお料理を時間をかけて戴いた後の夕食は、「雑炊」だけで充分でした。
by tsukitom | 2010-06-16 12:56 | グルメ

「やまべ」

 地元の方に紹介された苫小牧市内の和食レストランで、北海道日高の清流、沙流川(さるがわ)の上流で獲れるやまべ(やまめ)の料理を戴きました。

 少々長くなりますが、お店の紹介に依ると、

『「やまべ」と言うのは、サケ科サケ亜種サケ科に分類され、サクラマスとともに北太平洋のアジア側のみに住んでいる魚です。

 サクラマスは川の上流で産卵し、親はそこで一生を終えますが、孵化した稚魚は1年間の淡水生活をし、海に降り、2年間の海中生活の後、産卵のため自分の生まれた川に戻ってきます。

 ところが、このサクラマスの中にも環境や成長過程に依って、海に降らず川で一生を過ごすものもいて、このサクラマスをやまべと呼んでいます。』

とありました。

 このお店では「にせうコース」と呼ばれている「やまべづくし」のコースを戴きました。因みに、「にせう」と言うのは沙流川の支流だそうです。

 最初に出された「唐揚げ」がとても美味しくて、頭も骨も尾も、全部食べてしまいました。

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 まだピクピク動いている「活き造り」には、申し訳なさから、爪楊枝で(多分)延髄の部分にトドメを刺してから戴きました。(汗)

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続いて、「塩降り焼き
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てんぷら
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あんかけ
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にぎり
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あら汁
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 1匹づつは15cm程の小型の魚ですが、さすがに途中の「てんぷら」辺りからは満腹になり、「にぎり」はやっとの思いで半分だけ戴きました。

 どれも美味しく戴きましたが、特に「唐揚げ」は絶品で、次回は単品で何点かを戴きたいと思います。

 それにしても、帰りに見ると、生簀の中の「やまべ」が随分少なくなってしまっていて、「ごめんなさい。 だけどとても美味しく戴きましたよ。」と心の中で謝りました。
 
by tsukitom | 2010-06-10 10:17 | グルメ

植樹祭

 5月中旬、我が家の北に広がる高丘丘陵での、苫小牧市主催の『植樹祭』に参加しました。

 午前9時、緑ヶ丘公園に集合、主催者手配の貸し切りバス3台に分乗して出発、途中の高丘丘陵公園内の駐車場で下車、なだらかな丘陵地帯を歩くこと30分程で現場に到着、市長始め関係役所長のあいさつの後、用意されていたシャベルを持っていよいよ植樹です。

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 予め柔らかく均した地面に赤い印の着いた竹が規則正しく刺してあり、そこに種類ごとに、シラカバトドマツミズナラの3種、約2,700本の苗を植えました。

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 平成16年、北海道南部は大型台風に襲われ、樽前山の裾野に広がる丘陵地帯などでは多数の樹木が倒れ、見渡す限り坊主という惨状になっているのです。

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 その後、毎年植樹が行われているのですが、これらの苗が元の様な大木に育つには20~30年を要するとの事で、果たして、自分は丘陵全体が美しい緑の木々で覆われた姿を見ることができるのかな???と、少々淋しくもなりましたが、久しぶりの晴れ間の中、爽やかで有意義な時間を持てたと思います。

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by tsukitom | 2010-06-04 10:35 | 生活

2006年4月、東京から羊蹄山の麓、ニセコ町に引っ越し、の~んびり暮らしていますが、都会も恋しくなってきました。


by tsukitom
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