夏の北海道大学苫小牧研究林
2010年 07月 29日

苫小牧市の水道水として利用されている幌内川は変わらず冷たい水が滔々と流れていますが、さすがに鴨の数は少なくなっていました。



研究林のゲートの先にも入って行くことができるのですが、カーナビの画面では道ではない部分を走って居ることになるので、全く先が読めません。(-_-;)
この「見えない道路」に挑戦したのは実は2度目、一度目は昨年の秋の夕方4時を過ぎた時刻で、辺りが段々と暗くなるにつれ不安に駆られてUターン。
今回は何と、車のガソリン補給を促すマークが点灯し、この先少なくとも20キロは続くであろう先行きと、万一行き止まりだった場合の帰りの距離、入口に掲示してあったクマの目撃情報も気になり始めて、再びUターンしてしまいました。
・・・・。
でも、今年の夏の間には、見えない道路の出口(行き止まり?)を突き止めたいと思っています。
自衛隊祭り
2010年 07月 23日
太陽の照りつける中、師団長の挨拶の後、自衛隊員約1500名、戦車など車輌約400輌、航空機8機の迫力ある行進、戦車連隊による模擬戦を見学しました。


展示してある戦車の性能や機能を説明、実際に操作をしてみせるコーナーもありましたが、やはり一番の人気は試乗で、タンク内ではなく、上部に設置した椅子に座って約5分の走行でしたが、順番待ち1時間と言う大変な人気でした。

隊員に依る模擬店、近隣市町村の特産品の出店等が並ぶ広場ではうどん、唐揚げ、飲料水などは売り切れ続出でしたが、当日は旅行会社のツアーバッジを着けた人も多く、北海道内外から約15000人の人出があったそうです。
広場での、隊員に依る音楽演奏、和太鼓の演奏など、地域住民との「触れ合い」もなかなか楽しめました。

8月8日には千歳基地航空祭も開催されるそうです。
ホベツアラキリュウ
2010年 07月 17日
この街にある穂別博物館入口には、1975年に同町在住の荒木新太郎さんと言う方が発見したクビナガリュウの化石をもとに、その全身復元骨格が展示されています。

発見された化石はホベツアラキリュウと名付けられ、ホッピーの愛称で町のシンボルになっていますが、彼(彼女?)が生きていた8000万年前の中生代白亜紀、穂別地域は海の中だったそうです。

この恐竜、水中で活動しやすいように鼻の穴は頭のてっぺんにあったとか。
博物館の向かいにある「穂別地球体験館」は、ガイドさんの案内を聞きながら約30分間で地球誕生の歴史について学べる学習施設です。
地球を8つのゾーンに分けた館内は、熱帯雨林、生命が誕生した太古の海、灼熱の砂漠、原始地球のマグマの海、厳寒の大氷河、巨大エネルギーに満ちた海洋底、無限に広がる宇宙などを巡る、まるでディズニーランドのアドベンチャーワールドの様でした。
博物館では6月から9月には「アンモナイト探検隊」と言う化石採集会に参加することもできますので、お天気のいい日には早起きして行ってみようかと思っています。


町のメインストリートの街灯は恐竜やアンモナイトをかたどっていますし、街路樹は「生きている化石」とも呼ばれているメタセコイアの並木です。



穂別町への道の途中は牧場が多く、広い北海道を満喫することもできます。

いわゆる、北海道の観光コースからは多少外れるかと思いますが、時間のある時には是非立ち寄って戴きたいお勧めコースです。
柳川のセンダン
2010年 07月 11日
そこで初めて、「センダンは双葉より芳し」と言われているセンダンの木を見ました。
市内の公園や、川下りの途中の岸辺に、藤色の小さな花をびっしりと付けた大木があり、その近くでは清楚な良い香りがするので気になって、船頭さんに伺いました。

手持ちの植物図鑑には、
分布は九州、四国。
栽培のものは本州関東以南落葉の高木で、高さは15m。
海岸沿いに生育する。
とあり、残念ながら北海道では育たないようですが、できれば庭に1本植えたいものです。

水郷、北原白秋の出身地、程度の知識しかなかった柳川ですがセンダンと、この70歳代と見える船頭さんがとても「可愛い」方で、周りの風景の説明を聞きながら春の水郷の夕暮れを楽しむことができ、おかげで忘れられない町になりました。


川下りは日没までの営業で、私たちは最終の船に乗船しました。
下船場所からはタクシーで柳川駅まで行く予定だったのですが、船頭さんを事務所まで送り届けると言う川船会社の方の御好意で、駅までその車に便乗させてもらいました。
のんびりと約1時間の川下りはお勧めです。
雨の長崎
2010年 07月 06日
坂本龍馬の亀山社中のあった場所に行った日も土砂降りで、海援隊士や龍馬たちが丸山の
花月への行き帰りや、社中の運航してきた船が着いたときなどに通ったであろう小道の150年前を思う余裕もなく歩きました。
やっとの思いで「龍馬のブーツ」と題されたモニュメントと彼の銅像に辿りつきましたが、銅像の顔は上野彦馬の写真館で撮った写真よりもずっとハンサムでした。



ところで、坂本龍馬がブーツを履いている写真は、世に広く知られている例の1枚のみで、
「実はこのブーツは上野彦馬写真館の備品、つまりレンタルではなかったろうか?」
と言う説を最近読みました。
紀州藩の明光丸と衝突・沈没した「いろは丸」の船体と遺物の引き揚げ品を展示してある広島県鞆の「いろは丸展示館」には靴の底らしきものもありました。
ファンとしては、やはり時代を先駆けて居た彼はブーツを履いていたのだと思いたいです。
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雨にたたられた3日間でしたがそれでも、ホテルのパティオでの朝食の時には雨も上がり、外国のホテルに居る様な雰囲気も楽しめました。

3日間泊まったホテルはオランダ坂のそばにあり、旧香港上海銀行ビル、出島、孔子廟、
大浦天主堂、グラバー園も徒歩圏内で、とても便利でした。




次回、長崎に行く時にも又このホテルに泊まろうと思いますが、次は絶対に晴れてほしいものです。

「ニンクル」 - ホテル ニドム
2010年 07月 01日
オーナーシェフは少々無愛想でしたが、料理が素敵で、ランチは勿論、夜も何度か通いました。
先日、そこへ行きたいと言う友人と出かけたのですが、残念なことに1か月ほど前に閉店していました。
素敵で美味しいお店だったのに、やはり商売は難しいと言うことでしょうか・・・・。
そんな訳で、その日のランチは新千歳空港から15分程の所にある、ゴルフ場を備えたホテルニドムのレストランに変更しました。
実は友人の知り合いが、わざわざ東京から結婚式を挙げに来たと言うチャペルもあり、このレストラン「ニンクル」は披露宴会場としても知られているそうです。
その日の客は私たちを含め2組、4名だけでしたが、外国人女性の四重奏が生演奏をしていました。

私たちのランチは、森のフレンチ「サンテ」
「有機野菜を使った本日のスープ 」は ビーツのスープです。

「サラダ ニドム」の説明には「契約農家のこだわりの有機野菜を使った一皿、
20種類以上の野菜による、味わいのコントラスト」とあります。

メイン料理は、「むかわ産、健康豚ロースの低温ロティ、越冬した黒大根のピュレーとシンプルなジュシードルビネガーの酸味、菩提樹蜂蜜の甘み、砕いた塩サブレの食感 」

デザートは、「北海道産グリーン・アスパラのカタラーナ、蜂蜜、黒胡椒の香り 」

そして、コーヒー又は紅茶又はハーブティ付きで2,887円(税・サ込)です。
たまには、ちょっと贅沢なランチも許されるでしょ?