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日高本線の終着駅

 夏前から計画し、JRの割引切符の発売日と快晴の日を待っていたのは、日高本線の終着駅である様似(さまに)駅までの各駅停車の旅です。

 苫小牧~様似間の 146.5Kmを3時間半で結ぶ日高本線は単線、非電化、途中の鵡川や静内までの列車を含めて一日11往復半、始発から終点までを通して運行するのは5往復半です。

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 通常料金での往復6300円を、土日及び期間限定で発売される「一日散歩きっぷ」を利用すれば2200円で楽しむことが出来るのですが、札幌圏のJR各駅でのみ発売のため日高本線始発駅である苫小牧駅では買うことができないので、列車の乗り継ぎの関係もあり、一番近い発売駅である南千歳駅まで車で(!)往復、苫小牧駅から乗車しました。

 色々な都合からこの日しかないと選んだ当日は生憎朝から濃霧でしたが、ともかく出発と決め、乗り込んだ列車、キハ40、日高本線専のロゴマークがなかなか素敵です。

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 沿線の半分以上は太平洋岸沿いを走ることになり、窓のすぐ下に砂浜、海が迫って来るのですが、

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その浜では霧にも拘わらず、今が最盛期日高昆布を干す漁師さんの姿も見られました。

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 ロゴマークの通り牧場も数多く、放牧中の馬の群れが窓のそばで草を食んでいる姿や、エゾシカの姿も見かけました。


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 3時間半後にやっと到着した様似では折り返し列車の発車までの一時間を、駅に隣接の観光案内所で自転車を借り、町の全景が見渡せる標高70mエンルム岬へ。

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 岬の登り口で自転車を停め、急な階段を登った先には2畳程の展望台があり、ここからは太平洋に沈む美しい夕日を望む事ができるということですが、列車の時間の関係で次回に譲ることにしました。

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 途中の多くの無人駅では、古い車両が活用されています。海岸や牧場、かわいらしい駅舎などを眺めながら一度も退屈することはありませんでした。

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     荻伏(おぎふし)駅         厚賀駅                節婦(せっぷ)駅
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                          浜厚真駅

 往復7時間の普通列車の旅でしたが、この一日散歩きっぶを利用すれば、ルール上では、苫小牧からは室蘭本線で長万部、函館本線に乗り換えてニセコ経由で小樽札幌、更に根室本線で美瑛までも行くことが出来るのですが、切符が使えるのは発売当日の24時迄なので、ローカル線の限られた運行本数を考慮すると、なかなか難しいと思いますが、時刻表をにらみながら計画を立てるのも楽しみの一つです。

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by tsukitom | 2010-08-30 11:20 | | Comments(2)

オニユリ

 苫小牧市の東部に広がっている勇払原野の海岸近くには北海道電力厚真火力発電所、石油備蓄基地、苫小牧・舞鶴間を結ぶ新日本海フェリーの発着所等があります。

 この火力発電所へ至る約5.5キロの直線道路の両側は見渡す限り草の生い茂った原野ですが、ここにオニユリの群落が延々と続いているのを発見しました。

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 コンテナを積んだ大型トラックや石油輸送のトラックなどが絶え間なく行き交う道の両側がオレンジ色に染まっています。

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 少し原野の中に入ってみると、オニユリだけではなく、紅く色づいたハマナスの実や、白いレースを編んだようなオトコエシ、野イチゴ、オオアワダチソウなどが一面に広がり、お花畑と言っても良いような場所です。

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 ただ、惜しむらくは、錆びた空き缶や潰れたペットボトル、お弁当のカラなどが散乱し、中にはコンビニエンスストアのビニール袋が絡まったものがあったと、とても残念な状態でした。

 確かに原野をもう少し進むとそこはもう海岸で、テントを張ってキャンプをしている人や、釣りをしているもありました。

 花々に囲まれた場所で、楽しい時間を過ごすのだから、一人一人が気を付けて、綺麗に保っておきたいと思うのです。

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追記
 オニユリに良く似た花でエゾスカシユリというのもあります。
 湿地を好むという点ではエゾスカシユリのような気もするのですが、「ムカゴ」があるし、花弁が外側に反り返っていることから、オニユリのような気もします・・・。
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by tsukitom | 2010-08-25 11:07 | 植物 | Comments(2)

ギネス認定サーフボード

 苫小牧市に隣接した勇払郡厚真町の内陸部は名産のハスカップの栽培が盛んですが、日高
本線の浜厚真駅近くの海岸はサーフィンのメッカでもあるそうです。

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 苦手な砂浜をおっかなびっくりで走って海岸へも行ってみたのですが、海岸までは相当の距離があります。
 丁度中間辺りのこの場所でバイクを止めようとしたのですが、スタンドが埋まってしまう(車体が倒れてしまう)ので停めることができず、やっとの思いでここから写真を撮るのが精一杯でした。
 海岸沿いの黒い点々は、サーファーたちの車です。

 近くの公園の駐車場には、ちょっとした食堂や売店があり、大型トラックやトレーラーの運転手さん達の休憩ポイントになっているようですが、その駐車場に全長9.2メートルの『ギネス認定サーフボード』が展示してあります。

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 説明板に依りますと、2008年8月にこの地で行われたサーフィン大会において、俳優でプロ
サーファーの真木蔵人さんが乗りこなし、世界最長のサーフボードとしてギネスに登録されたそうです。

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 又、公園の駐車場前にある約3000㎡の空き地では、近所の75歳の男性が一人でトラクターを動かして整備したと言う約2万本のヒマワリが見事に咲き、長距離運転手さんやサーファー達の目を楽しませていました。

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by tsukitom | 2010-08-20 09:06 | 趣味 | Comments(4)

ハスの花

 北海道での夏は今年で5回目になりますが、今年は例年になく雨が多く、蒸し暑い日が続いています。

 真夏でも、日蔭や屋内に入れば一気に爽やかな涼しさを得られたものですが、今年は夜になっても蒸し暑く、窓を開け放ち、これまでは殆ど出番のなかった扇風機が大活躍しています。

 
 久しぶりに真夏の太陽が戻ってきた日、ツーリングを兼ねて、苫小牧市の隣、勇払郡安平(あびら)町早来(はやきた)の「鶴の湯温泉」へ、ハスの花を見に行ってきました。
 勿論、温泉にも入ってきました。

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 その昔、ここで鶴が傷を癒していたところから「鶴の湯温泉」と名付けられ、開業は1902年と言う老舗の温泉ですが、今月10日、築80年経っていた古い建物から新築オープンしたばかりで、何もかも真新しく、従業員の対応もちょっとだけ誇らしげでした。

 目当てのハスは今がちょうど見ごろで、大きな池の周りにはカメラを持った人が思い思いのアングルで写真を撮っていました。

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 ハスは毎年、お盆の頃に咲くそうで、仏像はハスの花の上に座っていらっしゃるし、手にもしていらっしゃいますから、仏教と一体的な花なのだと、不信心な私は改めて認識しました。

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 ところで、このハスの花を見て最初に思ったのは、以前に泊まったカンボジアのホテルの事です。

 そのホテルでは毎日のベットメイキングの度に、生のハスの花を丁寧に折りたたんで枕の上に置いてあったのです。

 これまでに旅し、泊まったホテルの中で、このホテルのこのサービスが一番印象に残っています。

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        左は、それを開いてみたところです。


 1999年のベトナム映画、『季節の中で』(原題「THREE SEASONS」)の中に、貧しい少女が毎朝、池のハスの花を切り、街へ売りに行くシーンがありましたが、一面に咲いたハスの花の美しさが印象に残っています。

 余談ですが、純白のアオザイを着た女性が火炎樹の並木を見上げている姿を写したパンフレットに惹かれてこの映画を見たのでした。

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 その映画の中で少女が、造花ばかりが売れ、自分の花が売れないことを嘆いていました。

 私も、亡くなった両親や関わりのあった方々、動物たちに思いを込めて、お花を飾りました。

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by tsukitom | 2010-08-15 10:20 | 植物 | Comments(4)

夏のオコタンぺ湖

 2007年4月に、クロスカントリー・スキーを履いて、未だ雪の深いオコタンペ湖まで歩きました。

 それ以来初めてになりますが、夏のオコタンペ湖へ行ってきました。

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 この湖は支笏湖の北側、道道78号線沿いに位置しています。

 78号線の先は、支笏湖の南を走る国道276号線へと続くのですが、現在はガケ崩れの為、湖から先は通行止めになっており、残念ながら支笏湖一周はできないのです。

b0097183_15115710.jpg スキーを履いて歩いた時にはそれほど感じませんでしたが、駐車場所から結構な傾斜の上り坂が4キロ続いていて、随分歩いたものだと我ながら驚きました。

 尤も、帰路は下り坂をスキーで滑って降りたので、随分と楽だったのです。

 雪のある時には『オコタンペ湖』の看板を乗り越えて、水際まで下ったのですが、こんなに木が茂り、急な斜面だったのかと、これまた驚きました。

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 この日は生憎どんよりと曇った日で湖は灰色だったのですが、偶然来合わせた千歳市の公園整備の方から、晴れた日にはエメラルドグリーンの美しい湖面が望めると聞きました。

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 苫小牧からは往復約40キロ、思い立ったらすぐに出かけられる距離ですので、次の晴れの日には是非、エメラルド・グリーンを見に行こうと思います。
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by tsukitom | 2010-08-10 10:45 | 自然 | Comments(4)

子ツバメ

 昨年、ニセコの家の玄関上にツバメが巣を掛け、ヒナが巣立った後、外壁のペンキ塗りの際に取り壊されてしまいました。

 ツバメは毎年同じ巣に帰ってくると聞いていますので、今年も帰って来てくれるかどうか心配していたのですが、心配はありませんでした。

 5月末には去年と同じ場所に巣を作り、どうやら卵を抱いているような様子でしたが、6月末には
5羽のヒナが巣の縁に一列に並んで顔を覗かせて餌を待っていました。

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      (右端の換気孔の上に巣があります。正面の細長い汚れに見えるのは?)


 そして7月8日には既に巣立ち、我が家の周りを親子7羽で「飛行訓練」をしていました。
 写真は2階の窓の外で休憩をしている子ツバメを、ガラス越しにそっと撮りました。

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 嬉しいことには、更にもう一つ新しい巣を増設中で、この日の朝、正面の壁の、「何だか壁が汚れているな」と思った程度のものが、夕方には既に巣の様相を呈してきています。

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  そして、7月末には親ツバメが抱卵の真っ最中でしたので、そろそろ孵化している頃だと思います。
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by tsukitom | 2010-08-05 09:38 | 動物・ペット | Comments(4)

2006年4月、東京から羊蹄山の麓、ニセコ町に引っ越し、の~んびり暮らしていますが、都会も恋しくなってきました。


by tsukitom
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