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消えたサハリンクルーズ・・・・

 北海道に住み始めてからは以前にも増して北方領土に関心を持っていました。

 昨年夏から秋にかけて、浅田次郎氏の『終わらざる夏』、大野芳氏の『8月17日、ソ連軍上陸す』、池上司氏の『八月十五日の開戦』等を続けざまに読んだせいもあり、是非ともサハリンへ行きたいと思い続けていたのですが、今年8月末になって急に思い立ち、9月6日から8日まで、商船三井客船のにっぽん丸サハリンへ行ってきました。


 2泊3日とは言え、上陸できるのは僅か10時間ほどなのですが、現時点で一番手早くサハリンへ行ける方法であるとともに、往復のクルージング自体もとても楽しみでした。


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 ところが折悪しく、紀伊半島などに甚大な被害を及ぼしつつ北上していた台風12号(既に温帯低気圧になっていましたが)にぶつかり、9月6日午後3時に小樽港を出港し、7日午前8時にサハリンのコルサコフ(旧 大泊)港に入港するまで、雨に降りこめられ、楽しみにしていた水平線に沈む夕日も、日の出も見ることはできませんでした。


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 その上、この台風崩れの低気圧の影響で、今後のコルサコフ港の気象の悪化が予想され、当初19時コルサコフ出港の予定が14時に変更となりました。


 上陸後は42キロ北のユジノサハリンスク(旧 豊原)で、ロシア料理やロシア民族舞踊を鑑賞する予定でしたが、急遽、観光バスの車窓からのユジノサハリンスク市内の観光と、郷土史博物館への入館だけに変更となりました。


 ただ、この郷土史博物館の展示品の説明がロシア語のみで、想像するしかなかったのが残念です。


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 植物や気温は北海道と殆ど変らないものの、ショッピングセンターなどの建物、住宅、その色彩、街を歩いている人々の服装など、やはり異国であり、車窓から何枚も写真を撮り、慌ただしく13時には帰船、14時にはコルサコフを出港しました。


 楽しみにしていた初めてのロシアは物足りないものでしたが、船内での朝昼晩の豪華な食事、いつもどこかで行われている何種類もの船内イベント等で、クルーズそのものは十二分に楽しんできました。


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              食事ごとに変わるメニューの表紙



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         9月6日ウェルカム・ディナーは洋食フルコース



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       9月7日朝食    和食と洋食が用意されています



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                9月7日夕食    和食 



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        ロシア料理を食べ損ねた乗客のために本船で急遽用意された昼食


 充分に観光が楽しめなかった分、せめて写真だけでもと大量に撮り、帰宅後直ぐにPCに取り込んだのですが、その200枚以上もの写真が何処にも保存されていないのです。


 たまたま知り合いだった本船の船長とご一緒させて戴いた写真も、豪華なお料理も、サハリンの街の様子も、総て消えてしまい、残念でなりません。


 このクルージングが「夢」、「幻」ではなかったことの確認にと、船内で毎日発行される新聞、「Port & Starboard」、食事のメニューユジノサハリンスクの地図などを眺めています。


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 2000円を両替した約660ルーブルで、ブルーベリージャム、ラズベリージャム、キュウリのピクルス、ピーナッツバターならぬドングリバター、ロシアの菓子パンを買うことができました。


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 パンは既にお腹の中に、ドングリバターは友人にお土産として差し上げました。


 来年再び、このクルーズに参加し、ロシア料理、ロシア民族舞踊を楽しむつもりですし、写真も沢山撮ってこようと思っています。


 余談ですが、最近、1994年に発行された角田房子さんの『悲しみの島 サハリン』を古本屋さんで見つけました。

 読書の秋です。
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by tsukitom | 2011-09-30 16:33 | | Comments(5)

バードテーブル

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 苫小牧の緑ヶ丘公園に、しゃれたバードテーブルが設置してあり、公園の管理の方にお聞きしたら、同じものを作ってくださると言うことで、先日、苫小牧まで受け取りに行ってきました。


 縦横ともに33cmの正方形の台の上に、高さ25cmの「小屋」が乗っていて、出入口の止まり木は、カラスなどの大型の鳥が入らないような工夫だそうです。


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 公園の物は木地のままでしたが、出来上がったものには風雨にさらされても長持ちするようにと、ニスで何度もコーティングされています。


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 更に感激したのは、設置用の天然木の支柱も作ってくださっていたことで、早速設置しました。


 残念ながらまだ今は野鳥の食料となる昆虫類が豊富で、我が家のバードテーブルには未だお客様はありませんが、冬になると大賑わいになるのだそうです。


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 当初、庭のシラカバの下に設置するつもりでしたが、雪の時期には、庭に置いたバードテーブルまで餌を置きに行くのはとても大変とのアドバイスも貰い、テラスの、居間から見える位置に設置しました。


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 残念ながら未だお客様は無いものの、ヒマワリの種、アワを置いていますので、どんな鳥が来るのか、冬が楽しみです。
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by tsukitom | 2011-09-22 09:44 | 動物・ペット | Comments(2)

アマガエル

 草ぼうぼうの我が家の庭には色々な生き物が住んでいます。


 今年も2度の子育てを終えて飛び立ったツバメ一家もそうですが、庭を歩くとそこらじゅうからピョンピョン飛びだし、踏み潰さずに歩けるのだろうかと心配になるほど沢山のアマガエルがいます。


 ある1匹は、家庭菜園のカボチャに、

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 積み上げた薪の上にも、

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 玄関階段の手すりの影にも、

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 そして、暖房器具の室外換気口にも、

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 夜は室内の灯りを目指して飛んでくる虫を取るためか、窓ガラスに貼り付いたりしていますが、昼間も堂々と窓枠に、

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 カエルは嫌いではないのですが、窓を閉める際に押し潰してしまいそうで、いつも閉める前には窓枠を叩いてどかしたり、隅々までのチェックをしています。

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 小さいものは体調1cm程、大きいもので体調3cm程、みんな結構可愛い顔をしています。
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by tsukitom | 2011-09-16 10:53 | Comments(4)

行く夏を・・・・

 台風12号の影響で北海道は大雨が続き、ニセコ町内でも避難勧告の出た地域がありましたが、我が家は少し高い位置にあるので幸い雨の影響はありませんでした。


 さて、この夏は、折角の田舎生活ですので、都会ではできない少し贅沢なことをしてみようと、庭にテントを張り、テーブルと椅子を置きました。


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 青い空と雲、隣の田んぼを眺めながら、草刈り作業の合間にティータイムとしゃれてみました。


 日中の太陽にはまだまだ夏を感じますが、テントに入ると風が心地よく、赤とんぼも飛び始めました。


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 昼間でも肌寒く感じるようになる日も近く、北海道の秋はもうすぐです。
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by tsukitom | 2011-09-09 08:31 | 生活 | Comments(4)

空の巣症候群

 7月5日に、巣立ったツバメのヒナ5羽は、その後は車庫をねぐらにしていたのですが、2週間ほどでそこからも旅立っていきました。


 そのヒナ達が巣立った後、親鳥は2回目の子育て準備なのか、巣の増築(?)をしていたのですが、13日頃には必ずどちらかが巣に居るようになりましたので新しいヒナの誕生を楽しみにしていました。


 そして16、7日経った頃、ピィピイとかすかにヒナの鳴き声が聞こえ始め、頭をのぞかせるようになったものの、人の気配を感じると直ぐに引っ込めてしまい、なかなか数を確認できませんでしたが、今回は3羽孵ったようです。


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 毎朝一番に巣を見上げてのヒナ観察が続いていた8月22日朝、巣から体を乗り出して盛んに羽を羽ばたかせていたかと思う間もなく巣立ちました。


 やはり、最初は巣の真下のテラスの手すりの上、そして軒の丸太の上に止まって一息ついていましたが、その間、まるで「早く飛びなさい」とヒナを励ますかのように多くのツバメ達が我が家の周りを飛び回っていました。


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 2時間ほどした頃、ついに全員が空へと飛び立ちましたが、夕方には揃って巣に戻ってきていて一安心したのでした。


 翌23日朝も軒の丸太の上で、親鳥に餌を貰ったりしながら飛行訓練を繰り返していました。


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 ところが、夕方になっても巣立ったばかりのヒナも、親鳥も巣には戻らず、そしてその翌日から、一時は20羽以上もの大群で上空を飛びまわったり、屋根で休んだりしていたツバメ達を、ただの1羽も見かけなくなったのです。


 お盆も過ぎ、北海道の朝夕は涼しさを通り越して寒ささえ感じるようになりました。


 ヒナ達の巣立ちを待って一斉に、主な越冬地と言われている台湾、フィリッピン、ボルネオ島、マレー半島、ジャワ島への長く厳しい旅に発ったのでしょうか?


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 巣立って2日目の、親から餌を貰いながらの、まだフワフワの羽のあのヒナ達には、厳しい旅ではないかと思います。


 全員が無事に越冬地に行きつけるようにと祈るばかりの私は、文字通り「空の巣症候群」かも知れません。



 追記  

『ツバメの抱卵日数は13 - 17日。
その後の巣内での育雛日数は20 - 24日。

1回目繁殖に成功したつがいあるいは失敗したつがいのうち、詳細は不明であるが、相当数のつがいがその後2回目及びやり直しの繁殖をする。』
(Wikipediaより)
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by tsukitom | 2011-09-01 17:58 | Comments(4)

2006年4月、東京から羊蹄山の麓、ニセコ町に引っ越し、の~んびり暮らしていますが、都会も恋しくなってきました。


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