深まる秋
2014年 10月 16日

確か、今年の羊蹄山の初冠雪が観測されたのは9月17日でしたが、麓からは殆ど見えないほどだったのにこの様子ではこれが根雪になるのかもしれません。

ニセコ周辺の山々は最高の紅葉・黄葉で、10月の3連休は、道の駅の駐車場に入る車で行列ができていましたし、どこのレストランも満員のようでした。

去年の秋、「神仙沼の散歩でも」と思い立って出かけたところ、ちょうどその日は休日で、普段はガラガラの駐車場に入ることさえできず、周辺をドライブしただけで帰ってきたのでした

そんなわけで地元民としては3連休は観光客の方に楽しんで戴こうと、外出は控えていたのですが、近いうちに神仙沼散策を計画しています。
航空自衛隊千歳基地見学記
2014年 10月 08日
10月に入ってからは朝夕は既にストーブを焚いていますが、この日は最低気温3度の、この秋一番の寒い日で、広大な基地内を吹き抜ける風の冷たさはなおさらでした。
最初に展示室兼レクチャー室で概要の説明を受けたあとは格納庫に移動し、千歳救難隊所属の航空救難及び災害派遣を主な任務とするヘリコプター、UH-60Jの見学、隊員による装備品の説明を受けました。

主な装備品は、(1)海上・海中救難用のウェットスーツ、ゴアテックスのドライスーツ、ヘルメット、コンパクトなスコップ、(2)山岳等の救難用として山スキー、スキー靴と同じような材質の靴、スノーシュー、ザイル2種類、要救助者を搬送するための担架(ソリ)、3種類のリュックサック、そして救助の場面のTV報道で見たことのある黄色の胴輪(?)のついた牽引用具等々、その時々に因って瞬時に装備品をセット、出動するとのことで、出動時の装備品の重量は30キロにもなるそうです。

山スキー板は踵の部分がフリーになっているので、後進するのには不便なため、装備品のスキー板は簡単な操作で踵も固定でき、下りには普通のスキーのように滑って降りることができるのだとか。
第2航空団所属のF15J戦闘機は写真撮影禁止でしたが、操縦席に座らせて戴いて、自衛隊のカメラマンの方が写真を撮ってくださいましたので、それは後日、戴けるのだろうと思います。
東アジアでの領土をめぐる緊張の高まりを背景に、平成25年度のスクランブル発進は810回、搭乗員は日々緊張の勤務体制で、見学中も轟音を響かせて繰り返し訓練飛行が行われていました。
最後に見学したのは、特別航空輸送隊の政府専用機。


機内に入る前には靴カバーを装着。

貴賓室は未公開でしたが、コックピット、会議室、随行員用の客室等へは自由に着席でき、外国の空港に到着した時に機首ではためいている国旗は、いつ、どうやって立てるのか・・・、など、興味深い話も聞くことができました。




昼食は隊員の方と同じ食堂でセルフサービスの「隊員食」を戴きました。

今日のメニューは、『とんかつ、中華風サラダ、きのこの味噌汁、お変わり自由の沢庵とご飯』で、約700キロカロリー。

ちなみに、食堂に掲示されていた夕食のメニューは『秋刀魚のひつまぶし』でした。
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隊内のトイレの表示は、「さすが、自衛隊!」。

